応援メッセージ

ワールドピースゲームの日本での実施に際し、応援メッセージをいただいていますので紹介させていただきます。

小中高生の「学ぶ意欲」「学び続ける力」を育み、未来を自ら切り拓いていくための深い学力や生き抜く力を伸ばしていく学習a.schoolを主宰する岩田拓真さん

ワールドピースゲームの壮大な世界観と学びの目的を初めて知った時、
すごく驚きました。こんなワークショップがあったんだ、と。
5日間フルという時間もさることながら、内容面も、資源・エネルギーや国際関係、環境、貧困などたくさんのことについて頭を巡らせて行動しないといけないという、正直過酷なゲームです笑。
でも、だからこそ”平和ってなんだろう?” “世界と繋がるってどういうことだろう?”ということに対して、深く伝わることがあるんだろうなとも想像しています。
子どもたちにクリエイティブな学びの場を提供している同志として、皆さんの活動を応援しています!

株式会社a.school 代表取締役   岩田 拓真

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日本における「対話による学びの場づくり」の草分け的存在といえる、中野民夫さん

(著書:ワークショップ―新しい学びと創造の場 (岩波新書)

ワールドピースゲームを応援します。

子どもだけでなく、私も挑戦してみたい!

ワークショップ企画プロデューサー・東京工業大学教授

中野民夫

21世紀はもっと平和で持続可能な世界になる、との期待は見事に裏切られ、

現実はますます複雑な様相を呈しています。戦争も格差も環境破壊も、個人的には良くないと思う人が多くても、なぜ世界から無くならないのでしょう。

ワールドピースゲームは、まだ柔軟な子どもたちが、様々な立場を担いながら、簡単な解決のない世界の難問に集団で取り組むシミュレーションゲーム。

予期できない展開の中で、子どもたちの「思考力」「創造力」「コミュニケーション力」「当事者意識」が身につくとのこと。

15〜20時間ほどかけ、ステップを追って真剣に取り組むことで、あとに続く大きな学びや自発的な力につながりそうです。

大人になると「どうせ無理だよ」「変わらないよ」と諦めがちですが、私たち大人こそ、ワールドピースゲームの日本への導入を応援しながら、子どもたちと一緒に学び考え続けたいと思います。

望月によるコメント

中野民夫さん

力強い応援メッセージをありがとうございます。
中野さんと私の出会いは、なんと20年前。参加型ワークショップの楽しさや、深く自分の中を見つめてみることの大切さなど、たくさんの学びを中野さんから受け取ってきました。

そして昨年の夏、ジョン・ハンターの研修を受けた私は、「教えないことで起こる学びが大切」「答えは自分の中にある」など、ジョンが紡ぐ多くの言葉が、中野さんから得た学びと深く繋がってくるのを感じたのでした。

そこにあるのは、創造的なインスピレーションを刺戟する、とても有機的な場作り。その具体的なツールとしてのワールドピースゲームを、こうして日本の皆さんにご紹介できるのは、本当に大きな喜びです!

望月 理奈


Dr. Linda Marie Richards, オレゴン州立大学

人生の大半を子どもたちに、非暴力について教えてきた教育者、そして活動家の一人として、このワールドピースゲームが平和を実現していくことに、大いに貢献すると確信しています。このゲームに参加した子どもたちは、問題を解決することだけではなく、紛争になりうる決断は避けられるということを強く理解するのです。

私たちは、歴史として、戦争は人類の性として避けられないものであったかのように教えがちです。この考えが、特にアメリカ社会で、戦争に希望を向けることにつながっているかもしれません。

日本は、西洋にとって、今日(こんにち)の平和を導くリーダーと考えられています。広島は、平和の市としてその名を認識されています。平和な社会や世界市民のリーダーシップは、日本が率いていくべきです。

健在な子どもの育成に貢献する一人の教育者として、ワールドピースゲームには多くの希望を持っています。このゲームは、子ども達がどうすれば自分たちの問題が解決できるのかという考えを共有するための、骨組みになるのです。そしていずれ、この子どもたちが世界を変え、新しいグローバル社会を導いていくのです。

あらゆるストレスを抱える社会、気候変動に対し、子どもたち自身に、平和的、健全に問題を解決する方法を考えさせておくということ以外に大切なことはありません。今後また予期せぬ問題が起こるときに備え、この学びの機会を提供するかどうかは、大人次第なのです。だから今、このような平和学習に投資するということが私たちの未来にとってもとても重要です。望月理奈さん、谷口真里佳さんは大切な資産です。私は彼女たちの決断と貢献に強く感銘を受けました。二人は信じる価値のある人間です。これを読んでいるあなたが、よりよい世界を実現するために、彼女たちの大きな力になってくれることを祈っています。

ありがとうございます。

原文)As a life long activist and educator, who has taught nonviolence and worked with children most of my life, I found the World Peace Game has so much to contribute to helping educate for peace. The children who have played the game have a much stronger understanding of not only problem solving, but they learn that the decisions that lead to warfare can be avoided. We often teach history as though war was unavoidable, as if it is human nature. This creates war expectancy in the society, particularly in America.

Japan is seen by the west as a leader in peace today. Hiroshima has earned its name as a City of Peace. Leadership for peace and world citizenship must come from Japan. I feel as a committed educator for the development of healthy children, the World Peace Game shows so much promise. The game is a framework, a container to share with the children how we can learn to solve our problems. And perhaps the children can change the world, and contribute to a new global diplomacy.

At this time of stress and global climate change, nothing seems more important than preparing children for ways to solve problems in peaceful and healthy ways. It is up to us to provide these learning opportunities as we know the future will have problems we cannot anticipate. Investing in such peace education is essential for our future. The commitment of Rina Mochizuki and Marika Taniguchi is tangible, and I was impressed with their dedication and determination. They are two women to believe in. I hope you can do all you can to support their sincere contribution to creating a world with more peace.

Arigato Gozimas, Dr. Linda Marie Richards, Oregon State University October 2, 2015

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 Juan Carlos Garcia:Universidad Latina de América 高校部校長

訳)日本の教育関係者の皆様へ

海を越え美しい国、メキシコから、この推薦文を届けることができとても光栄です。

私たちは、2016年1月26日から3月18日の期間、ラテンアメリカで初めてとなるワールドピースゲームを実施することになりとても嬉しく思っています。

大学長はじめ、経営チームが、この創造性豊かな素晴らしいプログラムは、私たちの学校に通う学生たちにとって、また運営する先生方にとっても価値があるものだと深く認識しています。しかし、継続的に実施し提供し続けるためには、学校の運営陣だけでなく、コーディネーターそして、協力者の力が不可欠です。

このプログラムによって、私たち組織にもたらすことができる利点は、下記に示す2点と考えています。

1)学生たちにとって、教育的、発展的な強みをあたえられるということ。

2)世界を股にかけてのつながりと、マーケティング基盤を強みとして持てるということ。

学生たちが、実生活を想定した場面での第二外国語(英語)の運用能力を高めるだけでなく、「問題解決能力」「理論立てて推測する力」「情報を読み解く力」そして「チームワーク」といった、生きていく力をも高めることができると信じています。

マーケティングという面においては、州を代表する我が校で、国際的であり、かつ巧妙に形成されたワールドピースゲームを、正規外の活動として導入することは今後、必ず入学希望者を増やすことになると見込んでいます。

世界に目を向けた質の高い教育を、近く日本もその一員として賛同し動きだすことを心から祈っております。

敬具

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Ken Li :World Peace Game Taiwan代表

it’s so exciting to hear you launching the World Peace Game in Japan.

I believe it would be a totally fresh and helpful educational program for children.

Let’s rock!

訳)ワールドピースゲームが日本で始動すると聞いて、とても嬉しいです。

このプログラムは、多くの子どもたちにとって、

とても斬新で意義のあるものだと信じています。

一緒にガンバロウ!

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